美しい日本語を朗読してあげたくなる絵本「ことばあそびうた」




絵本の情報

ことばあそびうた

【著】谷川 俊太郎

【絵】瀬川 康男

【出版社】福音館書店

【ページ数】36

「ことばあそびうた」の内容

ことばあそびうたは以下の詩で構成されています。

  • ののはな
  • やんま
  • かっぱ
  • うそつききつつき
  • ばか
  • いるか
  • だって
  • さる
  • ことこ
  • うとてとこ
  • すり
  • 十ぴきのねずみ
  • たそがれ
  • かぞえうた

 

谷川俊太郎さん独特の世界です。

 

子供でも読めるよう、全てひらがなで書かれています。

続編として「ことばあそびうた また」があります。

 

昔の言葉遣いですので、ある程度の年齢になり、子供が知りたがるようになったら、言葉の説明も加えてあげると良いと思います。

まずは、日本語の美しさ、面白さをお子様とともに純粋に楽しんでいただきたい絵本です。

感想

娘は、「かっぱ」がとても好きでした。

「かっぱ」

かっぱかっぱらった

かっぱらっぱかっぱらった

とってちってた

 

かっぱなっぱかった

かっぱなっぱいっぱかった

かってきってくった

 

暗唱してしまうほど、何度も読みました。

この本は、まだそんなに言葉が自由に使えない頃から、よく読みたがりました。

言葉の意味はわからなくとも、リズムや響きを楽しんでいたようでした。

いつもゲラゲラと笑っていました。

 

小学校に入学する頃、またブームが来るのではないかと思っています。

幼い頃から、意味はわからなくとも、日本語のおもしろさを味わうことが出来るのだなと、嬉しく思わせてくれた本です。

 

また、一見渋さを感じる挿絵にも、娘は関心を示していました。

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