絵本の情報
赤ちゃんが生まれる
【作】ニルス・タヴェルニエ
【訳】中島 さおり
【出版社】ブロンズ新社
【ページ数】64
「赤ちゃんがうまれる」内容と感想
10か月間の胎内の様子を、リアルなCG画像で完全再現された本です。
私は妊娠中、お腹の中、胎児の様子を、目で確認することができないだけに、今、赤ちゃんがどんな状態なのか、気になって仕方がありませんでした。
この本は、受精から、誕生するまでの胎児の様子が、順を追って、クリアな画像とともに、綴られています。
今は〇週だから、こういう状態なんだ、と、イメージできるので、毎日読んでいました。
素晴らしいのは、出産を迎えたとき、どのように赤ちゃんが準備し、どれくらいの時間をかけて体位を変え、どのようにして出てくるのか、そして赤ちゃんは、その時々で何を感じているのか、までを教えてくれるところです。
リアルに出産をイメージできますし、何も知らずに恐怖を感じながら出産を迎える、ということもありませんでした。
なぜか、今も時々、この本が見たくなります。
文章量が多いので、子供に読み聞かせる本ではないのですが、要点を伝えながら、でしたら、十分に「命の軌跡」を知ることができるのではないかと思います。
これからお兄ちゃん、お姉ちゃんになる第一子のお子様と一緒に眺めるだけでも、十分理解を深めることができます。
特に、今まさにお腹に赤ちゃんがいる、という妊婦さんにおすすめですが、赤ちゃんが生まれてからでも、今、妊娠を望み赤ちゃんを待っている女性にも、是非おすすめしたい一冊です。
<幼児版もあります>
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