絵本の情報
むしばミュータンスのぼうけん
【著】かこ さとし
【出版社】童心社
【ページ数】32
絵本の内容と感想
お子様にに歯磨きの大切さを教えたいとき、また、歯磨きを嫌がる時期に、効果的な絵本です。
娘が歯磨きを嫌がった時期、図書館で見つけ、借りました。
子供が気に入り、その後購入した本です。
「甘いものをたくさん食べて、我々の仲間を増やしてくれたまえ」
「お母さんにこの本を見つけられたら、我々のタクラミがばれるから、お母さんにはナイショでこの本を読んでくれたまえ」
「早く虫歯だらけになってくれたまえ」
と虫歯ミュータンスが甘いささやきを繰り返します。
食べ物を食べたら、そして歯磨きをしなかったら、口内がどうなっていくのか、どうやって虫歯になるのか、この絵本が全て教えてくれます。
あとがきに「虫歯っ子の最大の原因は親」と書かれています。
私は、子供が歯磨きをするたびに大泣きするので、根負けして何度も「今日は適当でいいか」と思うこともありました。
ですが、やはり虫歯にはさせたくなくて、毎日葛藤していました。
しかし、この本のお陰で一気に悩みが解消されました。
「お母さんにこの本を見られると取り上げられるかもしれないから、そっと内緒で何べんも読んでくれたまえ」
という虫歯ミュータンスの甘いささやに乗り、本当に何度も読みました。
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