2わのうさぎの心温まる愛情物語「ぼくらはいつもいっしょだよ」




絵本の情報

ぼくらはいつもいっしょだよ

【著・絵】サム・マクブラットニイ

【訳】小川 仁央

【出版社】評論社

あらすじ

「大きな茶色い野うさぎ」と「小ちゃな茶色い野うさぎ」の物語です。

  1. かくれんぼのき
  2. とおくののはら
  3. きりがおか
  4. おうちにかえろう

の4つのお話が1冊の絵本になっています。

 

大きな野うさぎ「デカウサギ」は、小さな野うさぎ「チビウサギ」に色々な遊びを教えてくれました。

木登り、かくれんぼ、タンポポの綿毛飛ばし。

 

そして、デカウサギは、チビウサギに、いつも迫ってくる危険を教えました。

 

チビウサギは思います。

「きみは、いつも、僕の楽しみの邪魔をする。」

 

しかし、結局、いつだって正しいのはデカウサギでした。

 

チビウサギが一人で遊んでいるときも、危険から守ってくれたのは、頭の中で聞こえた、デカウサギの声でした。

「そこは危ないよ」・・・・

 

そして、デカウサギとチビうさぎは、遊び疲れて、揃ってある場所に帰ります。

「僕たちにとって、世界中で、一番素敵な、場所」へ。

感想

2わのうさぎは、保護者と子供のように心が通じ合っています。

もしかしたら、親子なのかもしれません。

 

しかしあえて、絵本の中で、2わの関係については触れていません。

読者の想像に、任されます。

 

是非お子様と、心のあたたかくなるこの絵本を、想像をふくらませて読んでみてください。

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