我が家では、図書館で借りた絵本の中から、娘が欲しいと言った本を、毎月まとめて購入するようにしています。
今月、娘が厳選し、購入した2冊をご紹介します。
ちいちゃんのかげおくり

ちいちゃんのかげおくり
【作】あまん きみこ
【絵】上野 紀子
【出版社】あかね書房
図書館で借りてきたとき、娘は数日間「これは絶対に怖い本だよね」と読もうとしませんでした。
しかし、一度読んでみると、心に響いたようで、その後数日間はどこに行くにもリュックに入れて持ち歩くほどでした。
久しぶりに「この絵本ほしい!」と娘が言いました。
先日も、「今まで読んだ絵本の中で一番は何?」という質問をしたら、「ちいちゃんのかげおくりです!」という返答でした。
私としてはとても意外だったのですが、それが娘の感性なのだなと思いました。
ちなみに、この絵本中に出てくる「ほしいい」も娘が夏休み中に実際に作って食べてみました。
詳しい絵本紹介のページを見る☞戦争で失われた幼い命について伝える絵本「ちいちゃんのかげおくり」
ミスターワッフル!

ミスターワッフル!
【著】デイヴィッド・ウィーズナー
【出版社】BL出版
猫の名前は「ワッフル」。
ある日、ワッフルの家に小さな小さな宇宙船が着陸します。
その中には、アリ程の大きさの宇宙人達が搭乗していました。
飼い主が与えてくれるどんなおもちゃにも見向きもしないワッフル。
しかし、宇宙船はワッフルのかっこうのおもちゃになりました。
宇宙人と、宇宙人からしたら巨大怪物のワッフルとの迫力満点のたたかいと、ウィーズナーの描く独創的な世界を味わえるおもしろい作品です。
詳しい絵本紹介のページを見る☞宇宙船の着陸場所が悲劇!宇宙人と猫の戦いを描いた絵本「ミスターワッフル!」
まとめ

ちいちゃんのかげおくりは、私自身が小学生のときに教科書で知り、衝撃を受けた物語です。
いつか娘が成長したときに一緒に読んでみたいと思っていました。
5歳の娘にはまだ早いかな?と思ったのですが、そんなこともなかったようです。
そして、まだ数年は、娘も読み続けるのではないかと思います。
ミスターワッフル!は、文字数がとても少ない絵本です。
それだけに、想像力を働かせて読むことができるかどうかがカギです。
宇宙人達が会話している部分では、読み手がどこまでなりきれるかというところも、ポイントです。
絵が綺麗で、読み手も聞き手も毎回違った楽しみ方ができる絵本です。
どなたかの絵本選びの参考になりましたら幸いです。
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