米国の絵本作家。幼いころから絵を描くのが大好きで、人生の最初の思い出は床に寝そべって両手にクレヨンを持ち、色とりどりの大きな丸を描いていた。19歳のとき、モーリス・センダックの勧めでニューヨークに移り、絵本の創作を始める。ビクトリア朝の舞台背景や衣装を用いたクラシックな雰囲気の絵本を得意とする。子どものころ両親が写真店を経営していたことや、近くに住んでいた祖父母の家が18世紀の石造りの農家で、ビクトリア朝の家具や世界中から集められた風変わりな品々が飾られていたことなどが、独特の作風に影響している。現在はコネチカット州在住。

まるでバレエ観劇!マクリントックが描く「シンデレラ」
絵本の情報 感想 グリム童話の「シンデレラ」。 バーバラ・マクリントックの描く「シンデレラ」は、これまでに読んだり、観たりしてきた類話の中で、一番好きです。 絵が緻密で、躍動感があり、それぞれが、それぞれの…