絵本の情報
ぼくのキュートナ
【文・絵】荒井 良二
【出版社】講談社
【ページ数】66
あらすじ
この本は「ぼくのキュートナ」へ宛てた、15通の手紙と、つぶやきです。
「はいけい ぼくのキュートナ」
「近くにいる、僕のキュートナ。遠くにいる、僕のキュートナ。いつもいつも、僕は君に話しかけるよ。手紙を書くよ。」
「壊れて動かない腕時計をしているきみ、カッコイイと思う。」
「きみの大きなため息が、僕は好きだよ。じゃ、また。」
「この間の水族館、おもしろかったね。ガラスに近づきすぎて、顔をぶつけて笑っちゃってごめんね。」
「この間、安い変なハンモック買ってたけど、大丈夫?」
「いつもバスに乗っていますか?バスの中で何を考えているのですか?」
「嬉しい時も、悲しい時も、僕の腕やおしりを叩いたり蹴ったりするから、ちょっとやめてほしい。」・・・
感想
「はいけい ぼくのキュートナ」
で始まるこの絵本は、優しさと、可愛さと、あたたかさと、愛で溢れています。
私が読みたくて、娘に付き合ってもらいました。
夜に読み聞かせた、次の朝。
「昨日の本、素敵だったね。」
と、娘が言ってくれました。
ちょうど私もそう思っていたところだったので「好きなものが同じで嬉しいなぁ」と、答えました。
夜、娘にこの本を読み聞かせながら「交換日記をはじめてみよう。」と思いました。
次の日の朝、交換日記用のノートを買いに行き、さっそく、娘が幼稚園から帰って来る前に書いておきました。
「大切な人の事を考える、大切な時間。」
その日に始めた交換日記は、娘が大きくなるまで、続けていくつもりです。
この本に出会えて、心から良かった、と思います。
※追記:娘と交換日記をはじめました。記事を読む。☞「親子で交換日記はいいことだらけ」
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