赤ちゃんから楽しめるおしゃれな絵本「はいくないきもの」




絵本の情報

はいくないきもの

【著】谷川 俊太郎

【イラスト】皆川 明

【出版社】クレヨンハウス

【ページ数】24

「はいくないきもの」の内容

おしめしべ

まだのんなりむ

かふっふん

 

ふんむふん

そらもぶびぺぽ

いいにおい

 

おいはねほ

ねはねへはねほ

ふんわりと

 

りとのっそ

かなたあなたへ

はるけんぱ

においをかぎたい、空を飛びたい、歌をうたいたい……そう強く願ううちに、ちょっと変わった姿かたちになった12の「いきもの」たち。

意味がないようであるような、ふしぎなことばは、五七五の俳句調になっています。

ことばを覚える前のあかちゃんからたのしめる絵本です。

「子どもたちには、みんなと違っても、自分を貫く生き方をしてほしい」という、皆川明さんの願いが込められた絵に、谷川俊太郎さんが俳句のリズムを添えました。

前ページの語尾と次ページの文頭がつながるあそびごころもあり、「はいく」のもうひとつの意味、ハイキングをしているようなたのしさも味わえます。

感想

大好きな二人の、コラボ絵本。

出版されてすぐに、ほぼ自分用に、迷いなく購入しました。

 

谷川俊太郎さんの、独特の言葉遊びと、皆川明さんの、夢のある不思議な動物たちのイラストで構成されています。

意味がないようであるような、不思議な言葉と、架空の動物とが互いに作用し合って、独特の世界に引き込まれます。

 

楽しいようで、娘はいつも笑いながら見ています。

 

どれも額に入れて飾りたくなります。

出産のお祝いや、プレゼントにもおすすめです。

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