絵本の情報
さよならようちえん
【著】さこ ももみ
【出版社】講談社
【ページ数】36
「さよならようちえん」のあらすじ
ななこちゃんは こばとようちえんの たんぽぽぐみに かよっています。
たんぽぽぐみは ねんちょうぐみ。
いちばん おおきい この クラスです。
ななこちゃんが いちばん まちどおしいのは、おべんとうの じかんです。
おべんとうが そばに あると、おかあさんが いっしょに いるみたいで、ちっとも さびしく ありません。
あたたかい日が続くと、みんな、泥だんご作りに夢中になります。
暑い夏になると、プールあそびがはじまります。
七夕の日は、夜に幼稚園でおまつりをします。
幼稚園では、いろいろなお花や野菜も育てています。
たんぽぽ組には、双子の兄弟がいます。
今日はみんなで、砂場に大きな大きな山を作りました。
たんぽぽ組の教室の中には、積み木やおもちゃが沢山あります。
絵具でお絵描きもします。
卒園式の前の日に、雪が沢山ふりました。
あしたはそつえんしきです。
いちねんじゅうを おもいだしてごらん
あんなこと こんなこと あったでしょう
もものおはなも きれいにさいて
もうすぐみんなは いちねんせい
「そつえん おめでとう」
感想
たんぽぽ組のお友達を紹介しながら、園での日常(年長の一年)を描いています。
そして、迎えた卒園式。
みんなで歌った「思い出のアルバム」。
娘のためにと思って読み聞かせた絵本ですが、これを読んで胸が熱くなるのは、確実にお母さんだと思います。
あと数か月で卒園する娘。
これから音楽会が終わってしばらくしたら、きっと卒園式の練習が始まるのだと思います。
卒園に関する絵本は何冊か読んできましたが、卒園が近付いた頃にもう一度娘と一緒に読みたい絵本です。
娘も自分の園生活と照らし合わせ、振り返ることができるのではないかと思います。
さこももみさんの絵がとても可愛らしいです。
メッセージを記入できるようになっており、プレゼントとしても最適な絵本です。
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