絵本の情報
わたしのいえ
【作】カーソン・エリス
【訳】木坂 涼
【出版社】偕成社
【ページ数】34
「わたしのいえ」のあらすじ
いなかの広々とした丘の上。
家が一軒、たっている。
まちでは、家と家が隣合って、
窓を開けると、お隣さん ハロー!
海を行く大きな船が、家
という人もいれば、
木の皮で作った、まるい小さな家で暮らす人もいる。
豪華な宮殿も、あるひとにとっては、一軒のおうち。
薄暗い地下のあなぐらも、誰かにとっては、大事なおうち。
くつの家で暮らすのは、お話の中のおばあさん。
昔、海だったところに家がたって、
昔、海の底に沈んだ家もある。
すっきりした家と、飾り付けた家。
せいたかのっぽの家と、低い家。
こんなに高い崖の上にも?
ここは誰のおうち?
この家には誰が住む?
どうして、ここに住むことに?
あなたの家は、どこ?
どんなふうな、おうちかな・・・
感想
ずいぶん前ですが、娘が「家って何?なんでみんなそれぞれの家に住んでるの?」と、聞いてきたことがあります。
その時は、加古里子さんのご著書「あなたのいえ わたしのいえ」という絵本を一緒に読みました。
そのときの娘の疑問を的確に解決してくれる内容でした。
こちらの絵本は、私が表紙の絵に惹かれて、図書館で借りました。
なぜか、子供の頃から絵本でみる「家」が大好きです。
その家でどんな人が、どんな生活をおくっているのかなぁ?と永遠と考えをめぐらすのが楽しくてたまりませんでした。
この絵本は、人はもちろん、人間以外の、この世界でくらす動物、神様に至るまで、それぞれの家や暮らしを、美しく描いています。
子供の頃に、こんな絵本に出会いたかった!と思いました。
この絵本をきっかけに、親子で、家について色々と語り合う時間もとても楽しかったです。
長年児童書の挿絵や、音楽関連のアートワークで活躍してきた著者が満を持して完成させた、デビュー作。
【関連図書】
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