お母さんから大好きを伝える絵本「おかあさんだいすきだよ」




絵本の情報

おかあさんだいすきだよ

【作・絵】みやにし たつや

【出版社】金の星社

【ページ数】24

あらすじ

「ぼく」と「おかあさん」のお話です。

 

「ぼく」が語りかけます。

「僕ね、お母さん、大好き。」

 

「お母さんは、早く起きなさい!またねぼうでしょ」って言うけれど・・・

やさしく「おはよう」って言いながら、ぎゅうって抱っこしてくれたら、僕ね、もっとお母さんのこと大好きだよ。

 

「お母さんは、ぐずぐずしないで、早く着替えて!遅刻しちゃうでしょ」て言うけれど・・・

「うわー!すごい。ひとりでちゃんと出来て、えらいぞ」って言ってくれたら、僕ね、もっとお母さんのこと大好きだよ。

 

「僕」は、いつもガミガミ怒っているお母さんに、こんな風になってくれたら・・・

と心の中で思っています。

 

「お母さん」も、あなたのことが大好きなのに、いつも叱ってばかりでごめんね・・・

と思っています。

 

最後、お母さんは「いつも叱ってばかりなのに、お母さんのこと、大好きって言ってくれてありがとう」・・・

と涙します。

感想

明日の朝には、このお母さん、また怒るんだろうな・・・

と勝手に続きを連想してしまいました。

 

私の読み方がおかしかったのか、娘はゲラゲラと笑いながら聞いていました。

 

この絵本は僕から、お母さんに向けて「僕ね、お母さん、大好き。」

と語りかけるように始まりますが、実は、お母さんから子供に向けて「大好き」を伝えたいときに読んであげると効果的なのではないかと思います。

 

いつも怒ってばかりで、叱ってばかりでごめんね、とお子様に対して思っているお母さんには、最適な絵本です。

 

絵本を通してでもいいので「怒っちゃうけど、本当は大好きなんだよ」と伝えてあげたいときに、読み聞かせてあげるのもいいかもしれません。

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