雑誌太陽が選ぶベスト100選出!動物たちの会議が楽しい絵本「そのつもり」




絵本の情報

そのつもり

【文・絵】荒井 良二

【出版社】講談社

【ページ数】31

「そのつもり」のあらすじ

ここは 森の なかです。

かぜが ソヨソヨ ふいて います。

森の なまえは ‟そのつ森”。

 

そのつ森では、動物たちの会議がずうっと開かれてきました。

何年も何年も、森にある空き地を、どんなふうに使えばよいかということを、話し合う会議を続けてきました。

 

動物たちが集まり、今日も会議が始まります。

 

「温泉にしよう」

「山よりも高いものを作ろう」

「海にしよう」

「おばけを住まわせたいよね」

 

動物たちは、新しい意見が出るたびに・・・

「いいねぇ それ。」

と言って、そのつもりになりました。

 

そして、会議の途中「そのつ森」に思いがけないお客さんがやってきます。

動物たちは、一斉に身を隠します。
さっきまでにぎやかだった、そのつ森は、静寂に包まれます。

しかし、耳をすますと、ちいさなこえで、ちいさくちいさく、動物たちは会議を続けているのでした・・・




感想

雑誌”太陽”が選ぶベスト100の絵本にも選ばれています。

最近「森」という漢字を覚えたばかりの、娘。

「森だ、森~!」と、まず反応。

そして、なぜか「いいねぇ、それ。」という言葉が、口癖だった娘には、とっておきの絵本になったようです。

 

読み進めながら、思わず自分たちも「そのつ森」の一員になった気分でした。

物語も絵もあたたかく、可愛らしくて、小さいうちから、繰り返し読んであげたい一冊です。

 

絵本らしい、絵本。

寝かしつけにもおすすめです。

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