絵本の情報
ぼくらのむしとり
【文】柴田 愛子
【絵】伊藤 秀男
【出版社】ポプラ社
【ページ数】33ページ
「ぼくらのむしとり」のあらすじ
「あみと かごは 1こずつ もっていこうな」
「うん。とった むしは みんなのものなのな」
「きょうは やけに セミがないてるぞ」
「たくさん つかまえられそうだな」
「しずかにしろ、いたぞ!」
「ようすけなら とどくな、いけ!」
「とったー!」
「バッタ つかまえた!」
「どれどれ・・・」
「バッタのあしだけ もってみろよ。おもしろいぜ」
「きょうへい わらいすぎ、かごのなかに いれろ!」
「カマキリ つかまえた!」
「かっこいいよなー」
「バッタおさえて たべるの みたことあるか?」
「あるある、すごいよなぁ」
「まてよ、たしか、このへんに、アリのすが あったよな」
「この、よわったセミにしよう」
「おれは、はねをとる」
「おれは、てとあし」
「じゃあ、あたまだな」
「まだ おおきいから、はんぶんにしよう」
「きょうのごはんは、せみ1ぴき!」
「カブトムシだぁー!」
「すげー」
「でかい!」
「しゅうすけ、これ、みんなのものだよな!おれたち4にんのだよな、そうだよな!」
「うん。そうだよ。わかってる」
「あそび島に かえろうぜ!」
「おれが、みんなに みせる」
「おれが みせる」
「おーい、カブトとったぞー」
「おれたち みつけたんだ」
「さーて、またいくかぁ!」
「ついてきても いいぞぉー」
「カブトいたとこに あんないしてやるよ」
「こんどは クワガタが いるかもなー」
感想
5歳の娘に大好評の「あそび島」シリーズです。
この「ぼくらのむしとり」は、全てが会話文で構成されています。
とても臨場感があり、一緒に虫とりにいっている感覚を楽しむことができます。
女の子ですが、虫が大好きな娘は、アリ、ミミズ、カエル、なめくじ、ばった、だんごむしなどを採取しては、毎日お友達に自慢しています。
虫が沢山出てくる夏は、そんな娘にはワクワクする季節のようです。
「こんな男の子の友達がいたら、いいな。」
絵本を読みながら、想像して、楽しくて仕方がないといった様子でした。
特に虫好きの男の子におすすめの絵本です。
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