僕とおじいちゃんと雷親子のユーモラスなお話「いいからいいから」




絵本の情報

いいから いいから

【作・絵】長谷川 義史

【出版社】絵本館

【ページ数】24

あらすじ

僕と、おじいちゃんと、雷親子のお話です。

 

雷が鳴った、ある日の夕方。

ピカピカ ドーン。

気が付くと、目の前に、雷の親子が座っていました。

 

おじいちゃんは、言います。

「いいから、いいから。せっかく きてくださったんじゃ。ゆっくりしてください。」

 

お母さんがご飯を用意し、雷の親子は、申し訳なさそうにご飯を食べます。

 

「おふろが わきました。」

雷の子供は遠慮しますが、おじいちゃんは、パンツをぬぎます。

「いいから、いいから」

ついでに、背中も流してあげました。

 

お風呂から出ると、おじいちゃんは、着替えのパンツを準備し、雷親子にすすめます。

「いいから、いいから」

けれど、雷親子は、逃げるように帰ってしまいました。

 

次の朝、僕とおじいちゃんは、気づきます。

 

おへそが なくなって いたのです。

 

それでも、おじいちゃんは言いました。

「いいから、いいから」

 

そこに、郵便屋さんが、手紙を届けてくれました。

それは、雷親子からの手紙でした。

その内容と、入っていたものに、びっくりです。

そして、その後の展開に、読む人全てが大笑い。

するはずです。




感想

この「いいから いいから」は、シリーズ化されていて、現在は「4」まで出ています。

 

細かいことは、気にしない。

そんなおじいちゃんの人柄が出ていて、親しみを感じます。

 

大抵のことは「いいから いいから」と、ことを収めてしまうおじいちゃん。

とてもおおらかで、癒されます。

 

最初からユーモラスな設定ですが、一番最後の落ちに、5歳の娘は大笑いでした。

続けて他のシリーズも読んでみたいと思っています。

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