絵本の情報
まってる。
【著者】デヴィッド・カリ、セルジュ・ブロック
【翻訳】こやま くんどう
【出版社】千倉書房
【ページ数】52
「まってる。」のあらすじ
“おにいちゃん”ってよばれる日を・・・
おやすみのキスを・・・
雨がやむのを・・・
クリスマスを・・・
運命がつながる日を・・・
映画のはじまりを・・・
彼女との再会を・・・
元気にもどってくる日を・・・
戦争が終わるのを・・・
彼女からの手紙を・・・
「いいよ」ていう返事を・・・
ぼくたちの赤ちゃんを・・・
男の子かな?女の子かな?・・・
ぼくの帰りを 子どもたちが・・・
「心配ないですよ」という ひとことを・・・
「さようなら。ありがとう」って言わなきゃいけない日を・・・
・・・・・・まってる。
感想
細長い絵本に、黒の線でシンプルに描かれたイラスト。
全てのページに登場する、「赤い糸」が映えます。
おにいちゃんって呼ばれる日を待っていた少年。
成長し
やがて運命の女性と出会い
子供が生まれ
お互いに年老いて
奥さんと、お別れの時を迎え
成長した子供たちが、また、新しい家族を築いていきます。
細長い形状がおしゃれな、フランスの絵本です。
フランス語と日本語の両方が載っています。
私は、フランス語については、全くわかりませんが、小山さんの翻訳は、とっても優しくて、あたたかな気持ちになります。
プロポーズ、特別な相手へのプレゼントに最適な絵本です。
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