絵本の情報
くまの楽器店
【作】安房 直子
【絵】こみね ゆら
【出版社】小学館
【ページ数】48
「くまの楽器店」のあらすじと感想
「くま」が店主の「楽器店」のお話です。
森の真ん中に「ふしぎや」と書かれた、小さなお店がありました。
お客さんが来ると、ベレー帽をかぶったくまは、おじぎをします。
「いらっしゃあい。ふしぎやは、楽器店でございます。」
そこにやってきたのは・・・
「男の子」
「元気のないおじさん」
「おなかをすかせたネズミさん」
「寒がりやのうさぎさん」
4編の物語で構成されています。
くまは、いつでも、それぞれのお客さんにぴったりの楽器を勧めてくれます。
くまの楽器店にあるのは、どれも「不思議な楽器」。
不思議な楽器は、いつもみんなの望みを叶えてくれました・・・
ほんわかやさしい文章と、こみねゆらさんの繊細な絵に癒されます。
みんなの望みを叶えてくれる、素敵な楽器と、のんびり優しいくまの店主。
やわらかい絵と、心の温まるお話しで、読み終えた後はきっと、幸せな気分にひたれる絵本です。
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