絵本の情報
せかいのひとびと
【文・絵】ピーター・スピアー
【翻訳】松川 真弓
【出版社】評論社
【ページ数】41
「せかいのひとびと」のあらすじ
今、地球に存在する人口。
身体の形の違い。
肌の色。
目の色。
鼻の形。
髪の毛の違い。
着るものの違い。
おしゃれの違い。
遊びの違い。
家の違い。
お祭りや、祝日。
食べ物の違い。
宗教。
言葉。
文字。
私達が住む、この地球には、一体どんな人たちが暮らしているのでしょう?
世界には、様々な民族、風習、言語、文化などがあり、子供に分かりやすく、優しく説明してくれる絵本です。
感想
5歳の娘に、自分が住む日本以外のことも知ってほしくて図書館で借りたのですが、美しい色彩の絵と、そこに添えられた文にも、心を奪われます。
「人は自分と違った人を嫌いな人もいるが、他の人からみれば 自分も違っていることに気が付いていないんだね。」
「わたしたち みんながみんな それぞれ こんなにちがっているって すてきでしょ?」
何度か読み返すうち、じわじわと自分の中に定着していってくれそうな、素敵な言葉たちが添えられています。
ずっと眺めていても飽きないので、家に置いておきたいと思う一冊です。
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