家族、仕事、人とのつながりを描いた絵本「ピーテル、はないちばへ」




絵本の情報

ピーテル、はないちばへ

【作・絵】広野 多珂子

【出版社】福音館書店

【ページ数】36

あらすじ

花屋の男の子「ピーテル」と、その家族、物語の途中で出会う、アコーディオン奏者の青年が描かれた物語です。

 

ピーテルの家族は、運河沿いに住んでいます。

 

春になり、氷が解け、今日は、お父さんが花市場に花を売りに行きます。

しかし、お父さんはお釣りのお金を忘れて行ってしまいました。

 

ピーテルは、お父さんが忘れていったお釣りのお金を乗せ、ひとりで、オールで船を漕ぎ、お父さんのいる花市場を目指します。

 

その途中、ピーテルは運河で迷ってしまいます。

そこへ、アコーディオン奏者の青年が、ピーテルに船に乗せてくれるよう声をかけます。

 

ピーテルは承諾し、青年を船に乗せます。

その途端、なんとお釣りのお金を運河に落としてしまいます。

 

花市場までの道のりを、アコーディオン奏者の青年は演奏しながら花市場へ向かいます。

 

すると、運河の両側の道には、次々と人が集まります。

アコーディオンの音色につられ、どんどん、どんどん、人が集まり、ピーテル達の船に付いて歩きます。

 

ピーテルとアコーディオン奏者は、無事、お父さんの待つ花市場へ辿り着けるのでしょうか・・・

そして、運河に落としたお釣りの行方は・・・

感想

最近、私と娘は「広野 多珂子」さんの描く世界にハマっています。

 

この絵本を図書館で借りてきたときにも「これ、またあの人が描いた本でしょ」

と、表紙の絵を見ただけで、娘が喜んでいました。

 

絵が綺麗で、読み聞かせを中断してしまうほど、どの絵本も絵に見入ってしまいます。

 

そして、お話も読み終わった後、ほっこりとする本ばかりです。

プレゼントとしてもおすすめの絵本です。

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