傑作のうんこ絵本!谷川俊太郎の詩「うんこ」




絵本の情報

うんこ

【詩】谷川 俊太郎

【絵】塚本 やすし

【出版社】ディスカバー・トゥエンティワン

「うんこ」詩の全文

ごきぶりのうんこは

ちいさい

 

ぞうの うんこは

おおきい

 

うんこというものは いろいろな かたちを している

 

いしのような

うんこ

 

わらのような

うんこ

 

うんこというものは いろいろな いろをしている

 

うんこというものは くさや きを そだてる

 

うんこというものを たべるむしも いる

 

どんなうつくしいひとの うんこも くさい

 

どんな えらい ひとも うんこを する

 

うんこよ きょうも げんきに でてこい




感想

小学校1年生の娘と読みました。

 

ちょうど、学校のトイレで「うんこ」をするのが恥ずかしいと思う年頃です。

「うんこ」という言葉そのものに、敏感に反応します。

 

「うんこ」「おなら」などの本に、子供はとても興味を示します。

ですので、それに関するあらゆる絵本を読みましたが、詩として、こんなにきれいに、しかも端的に、子供にも分かりやすく表現されているところが、好きです。

 

谷川俊太郎さんの絵本は、何冊も読んできましたが、先日、「うんこ」はまだ読んでいなかったことに気づき、図書館で借りました。

 

実は、もう少し低年齢向きなのかな?と想像していました。

「絵」をつけると「絵本」と分類されてしまいますが、「詩」は、大人でも十分楽しむことができます。

 

「うんこ」絵本としては、傑作なのではないかと、思います。

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