七田・教育研究所
「絵本」でしつけをすることができる、絵本シリーズです。
人としての正しい行い。
他人を思いやる優しい心。
絵本を通して、自然に学ぶことができるこの絵本シリーズは、6冊セットになっています。
それぞれ違う作家さんが描いているので、一冊一冊違った味わいを楽しむことができます。
目次
セット内容
- うそをつくと・・・
- ぴかぴかマン
- がまんめいじん
- おさきにどうぞ
- ゆびきりげんまん
- かいじゅうヤーダ
絵本の内容
1.「うそをつくと」
たぬきのぽんちゃんは、たいくだったある日、出会う友達みんなに嘘をついてだますことを楽しみます。
そしてやってきた、ぽんちゃんの誕生日。
お母さんは、はりきってパーティの準備をし、ぽんちゃんにお友達を誘うように言います。
しかし、怒った友達は、誰一人来てくれません。
最後はハッピーエンドですが、ぽんちゃんは、これを機に、決して嘘をついてはいけないことを学びます。
2.「ぴかぴかマン」
「みんな、知っているかな?ないしょなんだけれど・・・。」
お母さんは、正義の味方、ぴかぴかマンなんだよ!
「みんな、知っているかな?ひみつなんだけれど・・・。」
お父さんも、正義の味方、ぴかぴかマンなんだよ!
「みんな、知っているかな?みんなだって、正義の味方、ぴかぴかマンなんだよ!」
どこか、汚れているところは、ないかな?
歯磨き、お風呂、手洗い、ゴミ捨てなど、清潔を保つ基本を、楽しく教えてくれます。
3.「がまんめいじん」
こんな こ、いないかな?
「かって、かってー!これかってー!」
みんなは そんなこと しないよね。
こんな こ、いないかな?
「もう、つかれたー。だっこして、だっこー!」
みんなは そんなこと しないよね。
こんな こ、いないかな?
「おなかが すいたー!もう がまんできないよー。」
みんなは そんなこと しないよね。
「みんなは 今日から がまんめいじん!」
あらゆる場面での、我慢することの大切さを教えてくれます。
4.「おさきにどうぞ」
ある日、お母さんにおつかいを頼まれた「あきらくん」。
レジにつくと、まえにいたおばさんが、あきらくんを前に入れてくれます。
「おさきにどうぞ」
帰りに公園に寄ったあきらくんは、トイレに並びます。
すると、あきらくんの後ろには、自分より小さい男の子が並んでいました。
あきらくんは、さっきのことを思い出し、男の子に順番を譲ります。
「おさきにどうぞ」
譲り合う心を教えてくれます。
5.「ゆびきりげんまん」
おばあちゃんの家が大好きな「ぶんちゃん」。
ある日、おばあちゃんから言われます。
「この箱は、絶対に開けちゃだめだよ。約束できる?」
おばあちゃんとゆびきりげんまんしたのに、ぶんちゃんは箱を開けてしまいます。
すると、不思議な世界に迷い込んでしまいました。
そこで出会ったモンスターに、この世界のことを誰にも話さなければ、もとの世界に戻してあげるよと、言われます。
モンスターと、ぶんちゃんが、ゆびきりげんまん。
元の世界に戻ったぶんちゃんは、ちゃんと約束を守りました。
約束を守ることの大切さを教えてくれます。
6.「かいじゅうヤーダ」
みっちゃんは、「ヤダヤダ」が多くて、お母さんは困っています。
お片付け、歯磨き、寝る時間、全てお母さんにいわれることが、嫌なのです。
「そんなにヤダヤダばかり行ってたら、かいじゅうヤーダになっちゃうわよ!」
寝る前にお母さんに言われたことが、みっちゃんに本当に起こります。
かいじゅうたちが出てきて、俺たちの仲間が来たと、喜んでいます。
かいじゅう達の国では、なんでも好きにして、やりたい放題。
そのうち、かいじゅうたちは喧嘩をはじめ、みっちゃんを困らせます。
「ヤダヤダばっかり言ってたら、ダメでしょう!!」
かいじゅうたちに大声で叫ぶと、みっちゃんは自分の部屋で目覚めます。
お母さんをいつも困らせていた自分に、気付きます。
あなたが「ヤダヤダ」を言うときは、お母さんが困っているんだよと、そっと教えてくれます。
まとめ
この6冊を通じて、娘は随分学んでくれました。
一つ一つが短いストーリーですので、読み聞かせにはそんなに時間はかかりません。
お母さんが何度も何度も言い聞かせるより、絵本で読んで聞かせてあげたほうが、心にスッと入ることもあるのだなと、感じさせてくれる絵本です。
プレゼントにもおすすめの絵本セットです。
>>こちらの絵本も人気です
- 愛と感動を伝え、しつけができるシリーズ絵本「ひよこさんコース」
- 世の中のルールを教えたいときに読んであげたい絵本「いちばんたいせつなこと」