物語も絵も文句なしに可愛い絵本「ロッタちゃんとじてんしゃ」




絵本の情報

ロッタちゃんとじてんしゃ

【著】アストリッド・リンドグレーン

【絵】ヴィークランド

【訳】まむろ しずか

【出版社】偕成社

「ロッタちゃんとじてんしゃ」のあらすじ

少し口の悪い4歳の女の子「ロッタちゃん」の物語です。

 

ロッタちゃんは、もうすぐ5歳のお誕生日を迎えます。

お兄ちゃんとお姉ちゃんの乗っている自転車が欲しいのに、ロッタちゃんは3輪車しか与えてもらえません。

いつも、それを不服に思っては、文句ばかり言っていました。

 

ロッタちゃんは、もし誕生日に自転車がもらえなかったら、恐ろしい計画を実行するつもりでした。

ロッタちゃんの言葉を借りると「かっぱらう」つもりでした。

 

そして、その日がやってきます。

ロッタちゃんは、無事、自転車を「かっぱらう」ことが、出来たのでしょうか・・・

感想

お話の内容ももちろんですが、絵が文句なく可愛いです。

 

3人兄弟の末っ子であるロッタちゃんは、何でもかんでも、上の2人と同じでないと気に入りません。

いつも不服そうです。

 

しかし、幼児の心理が手に取るように表現されていると思います。

 

ロッタちゃんと、まさに同い年の4歳の娘。

ロッタちゃんが危険にさらされる場面では手で顔を覆い、

ロッタちゃんが泣きわめく場面では、涙をぬぐい、

寝る前にロッタちゃんの世界を大冒険しました。

 

出会えて良かった絵本の1冊です。

娘があまりに気に入ったようですので、今度、DVDも一緒に観てみたいと思います。

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