絵本の情報
ランドセルがやってきた
【文】中川 ひろたか
【絵】村上 康成
【出版社】徳間書店
「ランドセルがやってきた」のあらすじ
幼稚園から帰ってくると、玄関に大きなはこ。
なんだろう?
「開けて ごらんなさい」
お母さんが言った。
ふたを開けると・・・
「やったー!ランドセル!うゎおー!青!」
青いランドセル。
光ってる。
かっこいい!
そういえば、おじいちゃん、
「うみひこくんは何色が好きなんだ?」って
電話で聞いてきたことが、あった。
このこと、だったんだぁ。
「おっきいね」
意外と軽かったけど、すごく大きい感じがした。
ぼくは、そこにあった
お父さんの本や
お母さんの家計簿や
新聞紙や
雑誌を入れてみた。
幼稚園は、遊んでばかりだけど、
小学校は、勉強もしなくちゃいけないからね。
ぼくは、ランドセルを背負って、出かけてみた。
近所の人たちが、声をかけてくれた。
「あ、そうだ!」
大事なことを、忘れてた。
すぐに家に帰って、おじいちゃんに電話した。
「あ、もしもし、おじいちゃん?
ランドセル、届いたよ。
ありがとう おじいちゃん!」
感想
来年小学生になる娘と読みました。
うみひこくんがランドセルに色々と詰め込んで出かけたシーンで、思わず吹き出してしまいました。
我が家は、まだランドセルは届いていません。
娘は、ランドセルではありませんが、リュックに
お気に入りの絵本を数冊
ぬいぐるみ
お菓子
などを詰め込んで、毎日遊びにでかけます。
後ろに転ばないか心配なくらい重いリュックです。
近所の男の子も、先日新聞紙を持って我が家に遊びに来ました。
子供の発想って、本当に面白くて可愛いです。
でも、本人たちは大人になった気分で真剣なので、毎回笑いはこらえています。
ランドセルとなると特別で、期待感と、緊張感とで、気が引き締まる思いなのではないかと娘をみていて思います。
我が家にランドセルが届く日が楽しみです。
新一年生、ちょうどランドセルが届く時期に読んであげたい絵本です。
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