絵本の情報
ないしょのおともだち
【作】ビバリー・ドノフリオ
【絵】バーバラ・マクリントック
【訳】福本 友美子
【出版社】ほるぷ出版
【ページ数】31
「ないしょのおともだち」のあらすじ
むかし、とても大きな家に、マリーという女の子が住んでいました。
この大きな家の隅に、小さな家があって、ネズミの女の子がすんでいました。
ある晩、夕飯の後片付けをしているときに、フォークを落としたマリーは、同じように偶然フォークを落としたネズミと、壁越しに顔を合わせます。
けれど、2人の出会いは、大人たちには「内緒」です。
マリーは「ネズミには近寄らないように」、ネズミは「人間には近寄らないように」大人から言われているからです。
しかし、その日から毎晩、マリーとネズミはわざとフォークを落とし、お互いに手を振る仲になりました。
「マリー」と「ネズミ」の日常が、並行して描かれていきます。
マリーが大人になり、家を出ていくと、同じように、ネズミも大人になり、家を出ていきました。
こうして、二人が顔を合わせることは、なくなりました。
マリーが結婚して、家族を持ち、お母さんになって、とてもおおきな家に住むところまでストーリーが続きます。
同じように、ネズミも大人になり、家族を持ち、お母さんになって、とてもおおきな家の隅にある、小さな家に住むようになりました。
誰の家だか、わかりますね?
そして、次は、お互いの子供同士のストーリーに変わっていきます。
最後は、「マリー」と「ねずみ」の子供たちに、とても素敵な展開が待っています・・・
感想
お話も素敵ですが、絵が繊細で、緻密で、本当に細かな所まで描き込まれています。
大型版で見応えがあり、大人でも夢中になってしまう、夢があって、素敵な絵本です。
私の好みで、娘が2歳の時に購入しましたが、5歳になった現在も、娘のお気に入りの1冊です。
何度見ても飽きることがありません。
お誕生日などのプレゼントとしてもおすすめです。
続編「ないしょのかくれんぼ」も是非読んでいただきたい、おすすめの一冊です。
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