読み聞かせの絵本選び、思うようにできていますか?
私は、子供が生まれる前から、こう思い描いていました。
「絵本は沢山読んであげよう」
「自分の子供と一緒に、絵本の世界に浸り、かけがえのない時間を過ごしたい」
そして、その日を待ちわびていました。
いざその時が来て、子供に読み聞かせを始めようと絵本選びをする段階で、私はまず、ネット検索をしました。
そこには「テーマ別」、「年齢別」、「絵本ランキング」など、様々なブックリストが用意されていました。
しかし、その膨大な数に圧倒されてしまいました。
果たして、どこからどう選ぶのがいいのか、その情報を上手く整理し、ピックアップすることが出来ずに、本を読み聞かせる前の段階で、つまずいてしまったように感じられました。
そんなところから始まった、我が家の絵本選び。
最初はうまくいかなかった絵本選びですが、今では、パパっと、何の抵抗もなく、短時間で選べるようになりました。
ご参考までに「我が家の絵本選び」初期の段階から、今、どのようにしているのかを、ご紹介させていただきます。
絵本選びに悩む、どなたかの参考になりましたら幸いです。
絵本は、選択肢がありすぎる

今は、「絵本ナビ」という便利なサイトがありますし、「Amazon」で検索しても、いくらでも絵本が出てきます。
ネットでの絵本選びは、いつでも、どこででも出来て、購入ボタンを押せば、早くて翌日、大抵は翌々日には手元に届けてくれるという、利便さがありました。
活用の仕方によっては、とても便利なツールだと思いました。
ところが、私の場合、選択肢がありすぎると、結果、何を買うべきなのか、とても迷うことになりました。
何時間もネット検索した挙句、たった一冊を迷って、なかなか購入に繋がらないというのが、絵本選びの常でした。
現在は、図書館で借りた本の中から、娘が気に入ったものをネットで購入する、という形をとっています。
初期の段階では戸惑った、ネット上の「膨大な数の絵本」ですが、今はそこから快適にピックアップし、便利に利用することができています。
赤ちゃんを連れての絵本選びは、ゆっくりできなかった

書店や図書館に行って「実際に絵本を手に取り、じっくり絵本選びをしたい」という願望は常にありました。
しかし、赤ちゃんの時期には、いつ泣き出すか分かりませんし、歩き出すようになると、それはそれで落ち着いて絵本を選べなくて、結局、書店や図書館に足を運び、ゆっくり本選びを出来るようになったのは、子供が2歳をだいぶ過ぎてからでした。
子供が小さいうちは、「本を破損してしまったらどうしよう」「子供が騒いだら迷惑になる」などの心配材料があり、書店や図書館に足を運ぶことは、私にとってはなかなか勇気のいることでした。
子供が小さい時の絵本選びは、なかなか思うようにいかない、という悩みは、きっと多くのお母さんが経験されているのではないでしょうか。
こればかりは、子供の成長を待つしか解決策はありませんが、赤ちゃんのときは特に、手元には数冊の絵本があれば十分なのではないかと、私は思っています。
毎日、何度も繰り返し読んでいる絵本でも、全然飽きることなく、子供は読みきかせるたびに楽しんでくれるからです。
図書館を最大限に利用

子供が幼稚園に入園し、一人の時間が確保できた時にまずやりたかったことは、図書館でゆっくりと絵本選びをすることでした。
やはり、ネットで見るのと、紙の質感を感じながら、実際に手に取ってみるのとでは、ワクワク感が全然違いますし、もともと図書館が好きだったので、図書館での絵本選びの時間は、最高のご褒美のように感じられました。
私が住む地域では、一度に12冊が上限ですので、毎回、12冊を借りることにしました。
絵本は、冊数がまとまると結構重いので、持ち運びには12冊くらいがちょうど良いと感じました。
図書館で借りれば、もちろん無料ですので、ジャンルを気にせず、色々な本を好きなように選ぶ楽しさがありました。
そして、そこから一気に世界が広がったように感じられました。
最初の頃は、12冊を選ぶのに一時間くらいかかっていたのですが、慣れてきた頃には、図書館に着いて退出するまで、10分足らずで済むようになっていきました。
最近では、事前に予約を済ませておいて、図書の返却と、受け取りを受付で済ませるだけのことが多いので、1~2分で済むようになっています。
買い物のついでに、ちょっと図書館に寄る、という感じで、とても気軽に図書館を利用しています。
夜の読み聞かせには、そこから「一日、一冊」、毎晩、図書館で借りたはじめての絵本を読むようにしています。(娘の成長とともに、1冊では満足しなくなってきたため、現在は1日2冊になっています)
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その中で、子供が気に入った本は、後日購入するようにしました。
娘が選んだ絵本はこちらから☞「娘の厳選絵本」
絵本選びのポイント

私の絵本選びのポイントは、たった2つです。
- 子供がその時に興味のあるもの、知りたがっている情報を、ちょうど良いタイミングで与えてあげる
- ワクワクするものを、直観で選ぶ
この2つのポイントを押さえているだけで、短時間の絵本選びでも、今のところ失敗したなという絵本はありません。
夜寝室に行く前に、その中から今日読みたい本を、子供に選ばせるようにしています。
また、子供と一緒に図書館に行くときは、何冊かを自由に選ばせるようにしています。
最初は見当違いな本を適当に選んで持ってきたこともありましたが、最近ではコツを覚えたようで、一応内容を確認したりしながら、的を得た絵本を選んでくるようになりました。
書店では、子供が選ぶ本を全て買ってあげるのは難しいですが、図書館でなら、小さい子供でも、絵本選びの楽しさを思う存分、味わうことができます。
気軽に書店や図書館へ足を運び、お互いに絵本選びを楽しむ時間を共有できている今を、とても幸せに感じています。
まとめ

子供が小さいうちは、なかなか図書館へ足を運ぶことが難しいかもしれません。
私もそうでした。
しかし、赤ちゃんのうちは、数冊を購入し、繰り返し繰り返し読む、という読み聞かせの方法で、十分なのではないかと、私は思っています。
ある程度子供の好みや、興味の矛先が変わってきた頃に、今までとは少し違った絵本を選んで、1冊ずつ足して様子をみてみると良いと思います。
絵本選びの1番のおすすめは「図書館を利用する」ことです。
最初はお母さんが選んであげて、子供に与える、という方法で構わないと思います。
図書館でなら、ジャンルを問わず、読みきかせたい本が自由に選べます。
しばらく続けていくと、子供の好みや、興味があるものが見えてくると思います。
我が家では、子供の興味があるものと、それ以外の、全く違ったジャンルのものと、両方をバランスよく借りるように心がけています。
以上が、我が家の絵本選びです。
お子様の絵本選びに悩まれている、どなたかの参考になりましたら幸いです。
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