思いやりの心を育てる!心温まる可愛い絵本「ねぼすけスーザのおかいもの」




絵本の情報

ねぼすけスーザのおかいもの

【作】広野 多珂子

【出版社】福音館書店

【ページ数】32

「ねぼすけスーザのおかいもの」のあらすじ

スーザとマリアおばさんは、オリーブ畑に囲まれた小さな村に住んでいます。

 

ネボスケスーザは、ある朝めずらしく早起きして、働いて貰ったお金を手に、市場へ出かけます。

そこで探すのは、「すてきなもの」。

 

「これはがまん」

「あれはがまん」

「もっとすてきなものを買うんだもの」

本当は、あれもこれも欲しいのだけれど、スーザは我慢します。

 

そして、ついに見つけたのは、家具屋さんに飾ってあった、素敵な赤い椅子。

けれど、スーザの持っていたお金では、買うことができませんでした。

 

赤い椅子どころか、家具屋さんに置いてあるもの全て、そんな少しのお金では買えませんでした。

 

スーザは、道端に捨ててあった、壊れた椅子を拾います。

そして、スーザのお金で、赤いペンキと赤い布を買って帰りました。

 

家に戻り、「カンカン トントン」

スーザは、家具屋さんに置いてあった「素敵な赤い椅子」を、手作りしました。

 

それは、自分のためではなく、アリアおばさんのため。

 

今日は、マリアおばさんの誕生日だったのです。

感想

絵もとても綺麗で、細かいところまで描き込まれています。

 

自分のためではなく、マリアおばさんのためを思ったスーザの行動に、健気さに心温まります。

「この絵本に出会えて良かった」と思わせてくれる1冊です。

 

図書館で借りたのですが、娘が気に入りその後購入した絵本です。

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