絵本の情報
ねむりひめ
【著】フェリクス・ホフマン
【訳】せた ていじ
【講談社】福音館書店
【ページ数】32
感想
グリム童話の「ねむりひめ」です。
こちらの「ねむりひめ」は、絵が洗練されており、とても繊細な印象で、あえて抑え気味の落ち着いた色調で描かれています。
フェリクス・ホフマンは美術教師の仕事やステンドグラスの制作などの傍ら、わが子や孫への贈り物として絵本を描いたそうです。
長女には「ラプンツェル」。
三女のために「おおかみと7ひきのこやぎ」。
末っ子の長男のために「7わのからす」。
この「ねむりひめ」は、二女のために描かれた絵本だそうです。
猫が好きな娘さんのために、挿絵のあちこちにさりげなく猫が描かれています。
猫を探しながら、ホフマンの描く「ねむりひめ」を楽しんでみてください。
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