絵本の情報
からすのせっけん
【作】むらやま けいこ
【絵】やまわき ゆりこ
【出版社】福音館書店
【ページ数】32
あらすじ
ある日、からすは「白いもの」を拾い、森へ帰りました。
食べてみたけれど、美味しくありません。
すると、ふくろうが「それは、せっけんだよ。人間が身体を洗うものだよ。」と、教えてくれました。
からすは、自分の身体を洗ってみると、とてもスッキリしました。
そこでからすは、みんなにも貸してあげることにしました。
「せっけん おかしいたします。これで かおや からだをあらうと きれいになって さっぱりします。からす」
ねずみ、りす、うさぎ、さる、くま、ぞう。
森の仲間が集まって、せっけんでキレイさっぱり。
でも、みんなが使い終わった後、からすの「せっけん」が見当たりません。
みんなで、せっけんを探すのですが・・・
感想
みんなが身体を洗うたびに、あらわれるフレーズ。
「じゃぶじゃぶ ぷるる ぷわららら」
に、4歳の娘はものすごく反応していました。
我が家は、お風呂で「石鹸」を使用しているのですが、馴染みの石鹸が出てくる絵本を、娘はとても気に入ったようです。
たぶん今日から、お風呂で身体を洗うたび「じゃぶじゃぶ ぷるる ぷわららら」
と、言うのではないかと思います。
図書館で借りた絵本なのですが、夜に読み聞かせた翌朝「からすのせっけんの本欲しい!」と言っていました。
動物たちが楽しそうに、石鹸でキレイになっていく様は、とても微笑ましく、お風呂が苦手なお子様に読んであげたら、きっと毎日のお風呂が楽しくなるのではないかと思います。
お風呂嫌いのお子様に、おすすめの絵本です。
「こどものとも」人気作家の隠れた名作10選の1冊です。
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