胎教って、そもそも効果あるの?
胎教って、何をするの?
胎教には興味があるけれど、一歩が踏み出せない。
そんな妊婦さんは、意外と多いのではないでしょうか。
私は、現在4歳の娘を妊娠中、迷わず、胎教教室に通いました。
そこに深い理由はないのですが、ただ、やらなかったら後悔する、と思ったからです。
ちなみに、実践したのは、右脳教育で有名な「七田式」です。
仕事帰りに寄れる所にあったからです。
(現在は、家庭学習にも、七田式のカードやプリントを取り入れています。)
話を戻しますが、娘が生まれて、実際には、しばらくの間、慣れない育児に奮闘する毎日で、正直胎教の効果なんて考えている余裕がなかったですし、胎教をしていたことすら、しばらく忘れていたくらいでした。
しかし、最近になり、「読み聞かせ」について振り返ったとき、あれは、胎教の効果だったなと、ふと思い出したことがありました。
その効果も踏まえつつ、ここでは、胎教で行うことのひとつ、特に「読み聞かせ」について、触れていこうと思います。
目次
胎教が大切な理由

そもそも、胎教って何?
って思っている方のために、まずは、ざっくりと胎教について触れてみたいと思います。
私も、興味はあったけれど、内容については、全く知りませんでした。
でも、そんなに難しいことではないので、大丈夫です。
本当にざっくりとですが、以下を読んでいただければ、大体は理解していただけるのではないかと思います。
そもそも胎教とは
一言でいうと「お母さんと、赤ちゃんが、心を通わせる」ことです。
胎教はいつから始めたらいい?
一般的には、赤ちゃんの耳の機能が発達するといわれる、妊娠5ヵ月くらいからでしょうか。
しかし、脳はもっと早くから記憶ができるとも言われており、いつ始めるのがいいのかは、お母さん次第かもしれません。
お母さんのつわりがおさまり、気持ちも安定してきたら、そろそろ始めてみようかな、という、構え過ぎない位のほうが、いいのではないでしょうか。
生まれる前から教育?なぜ胎教をするの?胎教の目的は?
胎教とは胎児に「知的教育」をする、という意味ではありません。
一番の目的は、お母さんと、赤ちゃんの心を通わせることです。
人間の脳細胞のほとんどは、お母さんのお腹の中にいるときに作られるそうです。
胎児は、ただお腹の中にいるだけではありません。
すでに胎児期から心は働いており、大変な能力を秘めていることが様々な研究により、わかっています。
胎児期に、お腹の赤ちゃんにバランスの良い刺激を与えてあげることで、神経細胞が良い回路を作ります。
胎児は「一生のうちで、一番の天才」と言われることもあるようです。
大事なのは、愛を伝えて、胎児のいる体内環境を素晴らしい環境に整え、胎児が持っている能力をフルに使えるように、働きかけることです。
その結果、生まれた後に、様々な効果が得られると考えられています。
胎児には、右脳の五感に働きかける
突然「右脳」とか「五感」とか言われても、よくわかりませんよね?
脳は「右脳」と「左脳」に分かれていることは、ご存じだと思います。
- 「左脳」・・・思考や論理、二感(視覚、聴覚)を司る。人間的な脳。
- 「右脳」・・・五感(視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚)を司る。動物的な脳。
と言われています。
この「右脳」は、胎内にいるときに、一番鍛えられるそうです。
お母さんが、胎児の「右脳」に直接働きかけることで、赤ちゃんは、イメージで見たり、聞いたりすることができます。
適切な方法で、右脳をを開くことにより、子供の能力を最大限に引き出すことができるといわれています。
私は、色々と難しいことは考えず、とにかく強く「イメージ」して、伝えるように心がけていました。
胎児への読み聞かせの方法と効果について

本題に入ります。
胎教では「音楽」「話しかけ」「心のあり方」「食」「イメージトレーニング」「生まれてからの働きかけ」などを学びました。
その中で「絵本を読む」ということも、ひとつの胎教であると教えていただきました。
教材の中に「はじめてのことば①、②」という本が含まれており、私は主にそちらを利用していました。
あとは、数冊、絵本も読み聞かせた、という程度です。
読み聞かせの方法
沢山の種類を読み聞かせる必要は、ありません。
1か月に、1,2冊で十分だと言われています。
できれば毎日、繰り返し同じ絵本を読みます。
私は、妊娠8か月のときに、それまでの仕事を退職したので、それから娘が生まれるまで毎日、読み聞かせを続けました。
ですので、一生懸命されているお母さんに比べると、あまり長い期間、続けていたというわけでもありませんが、それでも効果は感じられました。
いくつかポイントを挙げてみたいと思います。
- 夢、勇気、希望、愛情など、成長のテーマにふさわしい絵本を選ぶ
- できればいくつかの分野の本を、1か月2~3冊と決めて、繰り返し読む
- 言葉やイメージを、鮮明な絵として、頭に描く
- 感情を込めて声に出して読む(棒読みで読まない)
既に上にお子さんがいらっしゃる場合は、上のお子さんへの読み聞かせの際に、胎児にも「今から絵本を読むよ」と声掛けをしてあげるといいそうです。
胎児への読み聞かせで得られた効果
娘が生まれ、まだ絵本があまり家になかった時期、娘が毎日「これ読んで」と持ってきた絵本が、胎教のときに読み聞かせていた「はじめてのことば①②」でした。
動物、食べ物、体の部位、四季など、生活に身近なものや事柄の名称が、写真や絵と共に、載せられている本です。
本当に毎日、何度も何度もそれを繰り返し読みたがったので、私も嬉しくて、それに応じていました。
「あー」とか「うー」しか話せない時期にでも、その2冊を読むときだけは、じっと大人しく集中していました。
娘は、1歳を迎える少し前に立つようになったのですが、そのあたりから、一気に言葉を話し始めました。
「はじめてのことば」を繰り返し読んでいたおかげで、娘は話し始めた時期から、固有名詞をしっかり使うことができました。
普段の会話でも気を付けていた、ということも少しはあるかもしれませんが、娘と意思疎通するのに、何を言いたいのか分からない、とか、わけもなくグズッて困る、という経験をしないまま、娘は成長しました。
もちろん、子育てしていくうえで、悩んだり、困ったり、ということは数多く経験していますが、言葉に関しては、本当にスムーズに、自分の言葉で、感情や、欲求を伝えてくれて、楽でした。(あくまでも、言葉に関しては、です。)
胎児の時から読み聞かせをしていた本に、娘は、生まれてからもずっと、愛着を感じているようでした。
そんなふうに、振り返ってみると、やはり、胎児のときから読み聞かせしていた効果なのではないか、と思い当たる事は、いくつかあります。
知能に関しては分かりませんが、その他にも、感情が豊か、感情表現が豊かで表現の幅が広い、など「胎教」をしていた効果を感じることは、多いです。
まとめ

いかがでしたか?
今回は、特に胎教での「読み聞かせと、効果」について触れてみました。
あえて胎教教室に通うという選択をしなくても、胎教は、自分で気軽にできることが沢山あると思います。
絵本の読み聞かせも、そのひとつです。
気負わず、出来ることだけを、出来るときに、少しずつしていくだけでも、効果はあるのではないかと思います。
一番大事なのは「お母さんの愛情を伝えてあげること」そして「イメージをしながら伝えること」なのではないかと思います。
是非、胎児だから、まだ何もわからない、と思うのではなく、愛情をもって、胎児と「コミュニケーション」を楽しんでみてください。
胎教のひとつである、絵本の読み聞かせをしているうちに、きっと、愛情も増してくるはずです。
胎教って、よくわからない。
胎児への読み聞かせ、ほんとに意味があるの?
と思っている、ママへ。
少しでも参考になれば幸いです。
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