絵本の情報
ねぼすけスーザのセーター
【著】広野 多珂子
【出版社】福音館書店
「ねぼすけスーザのセーター」のあらすじ
優しい心と、思いやりの心を持った健気な女の子「スーザ」のお話です。
「スーザ」と「マリアおばさん」は、オリーブ畑に囲まれた小さな村に住んでいます。
今日もスーザは寝坊をして、目を覚ましたのは、お昼過ぎでした。
いつもは「マリアおばさん」の、フライパンを10回たたく音で目覚めるのですが、今日はその音が聞こえません。
スーザが、いつの間にかすっかり小さくなったセーターに着替えて外へ出ると、買い物に町まで出かけるために通りかかった「ルイサおばさん」から、マリアおばさんは隣の村に出かけていることを知ります。
ルイサおばさんは、足が悪く、スーザは代わりにおつかいに行くことにしました。
その途中で出会ったご近所さん達からも、ついでに買い物を頼まれます。
スーザが町に行くと、ショーウィンドウに素敵なトマト柄のセーターが飾ってあるのを見つけます。
スーザはとても気に入りました。
しかし買い物を済ませて、また同じお店に行くと、さっき飾ってあったセーターは、もう売り切れてしまったことを知ります。
外が暗くなるまで、スーザは町のあらゆるお店に行き、同じトマト柄のセーターを探すのですが、結局見つかりませんでした。
帰り道、「マリアおばさん」が、途中までスーザを迎えに来ていました。
手編みの「トマト柄のセーター」と共に・・・
感想
この、「スーザ」の絵本は、シリーズ化されています。
どれも絵が綺麗で、心が温まる、素敵なお話です。
広野多珂子さんの描く絵本は、絵が緻密で、可愛くて、どれも娘のお気に入りの絵本です。
このセーターのお話は、「トマト柄」という設定がレトロで可愛いです。
トマトが大好きな娘も、喜んでいました。
売り切れてしまったセーター、最後にマリアおばさんの手編みのセーターが「トマト柄」だったというところも、ほっこりと心温まります。
特に女の子への、お誕生日などのプレゼントにもおすすめです。
※こちらの絵本は、現在販売されていないようです。図書館か、中古でお探しください。
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