絵本の情報
ねむるまえに
【著】アルバート・ラム
【絵】デイビッド・マクフェイル
【訳】木坂 涼
【出版社】主婦の友社
【ページ数】40
「ねむるまえに」のあらすじ
くまの親子のお話です。
「ねえ ママ、ねむるまえに きょねんの なつに やった”ねむるまえあそび”を しようよ」
と、こぐまのティミーが いいました。
ママとティミーはベッドに入って”ねむるまえあそび”をはじめます。
「えーっとね、ぼくは、こんや、ベッドにはいるまえに、かわのそばで はを みがいたよ。」
「じゃあ、そのまえは?」
「そのまえは、おかの うえの きのしたで ピクニックをして、パパがはこんできた ゆうごはんを いっぱいたべてんだ!」
「それじゃあ、そのまえは?」
そんなふうに、ママとティミーは、一日の出来事を遡っていきます。
そして、朝、目覚めの時間にまで、記憶を遡ります。
「そのまえは、ぼくの ベッドに ままが すわって、ぼくを おこしたんだ。」
「そのとおり。じゃあ そのまえは?とっても だいじなことなのよ。おぼえてるかな?」
ママの誘導で、ティミーは、とっても大事なことを、思い出します。
ティミーはこの日の朝、目覚める前、一体何をしていたのでしょう・・・
感想
くまの親子の、素敵な「おやすみの儀式」。
そして、この日は、くまの親子にとって、特別な日でした。
ティミーが朝、目覚める前にしていたことを思い出した場面で、思わず「なるほど~」と言ってしまいました。
娘は、話しだすと盛り上がってきて逆に目が冴えてしまうタイプです。
こんな、心あたたまる「おやすみの儀式」は、憧れてしまいます。
優しくあたたかいタッチの絵と、おかあさんの優しさを感じ、読み聞かせながら幸せな気分に浸ることができました。
寝かしつけにぴったりな絵本です。
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