絵本の情報
なんていいんだぼくのせかい
【文・絵】荒井 良二
【出版社】集英社
【ページ数】32
あらすじ
小さな家に、子供が生まれました。
それから、子供が、声を出しました。
それから、子供が、歩きました。
小さな「ぼく」は、思います。
「なんて いいんだ ぼくのせかい」
それから、子供が笑いました。
小さな「ぼく」は、思います。
「なんて いいんだ ぼくのせかい」
やがて子供は、成長し、大きな世界を知ります。
そして、結婚し、自分に子供が生まれます・・・
小さな家に、子供が生まれた。
それからそれから・・・
感想
繰り返し繰り返し「なんていいんだ ぼくのせかい」と読んでいると、自然と心があたたかくなりました。
自分と、自分の生きる世界を肯定できることは、素晴らしいです。
大人になると、否定や不満を覚えますが、まずは、私達大人が「なんていいんだ ぼくのせかい」という生き方を子供に示してあげなくてはいけないのだと感じます。
日々の生活の中でも、大人になっても、「なんていいんだ ぼくのせかい」と感じられる心を、持ち続けてほしいです。
子供のため、というより、私が、読み聞かせながら様々なことを感じる絵本でした。
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