絵本の情報
しずかでにぎやかなほん
【作】マーガレット・ワイズ・ブラウン
【絵】レナード・ワイスガード
【翻訳】谷川 俊太郎
【出版社】童話館出版
「しずかでにぎやかなほん」のあらすじ
マッフィンは ちっちゃなこいぬ、みみがいい、
マッフィンは ねむってた、よるじゅう。
マッフィンは めがさめた、なにかのおとで
とても しずかな おと。
なんだろう?
ありが はってる?
はちが びっくりしてる?
バターがとけてゆくのかな?
めうしが ペティコートを きてるのかな?
とっても しずかな おと。
しずけさ そのもの みたいな。
しずかな しずかな おと。
ぶどうの ゼリーを たべてるような。
ゆきが ふってくるような。
くうきの ような。
なんだと おもう?
マフィンには、わかりました。
聞こえてきた音は、何だったのでしょう・・・
感想
それは、とっても静かで、にぎやかな、音。
谷川俊太郎さんの翻訳だからか、とても詩的な絵本です。
表現も、ひとつひとつが、私は好きです。
少しお話しが長いので、全ての赤ちゃん向きではないかもしれませんが、娘にもう少し早くから、繰り返し読み聞かせてあげたかったなぁと思わせてくれる一冊でした。
寝かしつけにもおすすめの絵本です。
こちらの絵本もおすすめです
- 詩的な文と優しい絵に癒される美しい絵本「ほらなにもかもおちてくる」
- ゆったりと静かな時間を届けてくれる少年の空想絵本「クジラにあいたいときは」
- 夢の世界へ通じる布団!寝かしつけにおすすめの絵本「ふとんやまトンネル」
- 素敵なおやすみの儀式!寝かしつけにおすすめの絵本「ねむるまえに」
- 2017年日本絵本賞‟大賞”「きょうはそらにまるいつき」
- 全ての青色好きな方に!静寂と特別な時を味わう絵が美しい絵本「あおのじかん」
- 明日の朝が待ち遠しくなる絵本「あさになったのでまどをあけますよ」