絵本の情報
3つのなぞ
【作】ジョン・J・ミュース
【訳】三木 卓
【出版社】ブルーベル館
あらすじと感想
ニコライという少年が、いい人間になるために抱く「3つの謎」を解いていく物語です。
「トルストイ」の著書「3つの疑問」を、子供たちに親しみやすい形にかえて描かれたそうです。
「僕は、いい人間になりたいんだ。」
「でもそのために、何をしたらいいのか、ちっともわからない。」
「なぞが3つある。この謎が全て解けたら、きっとわかる。」
少年は、迷い、立ち止まり、考えます。
「いつが、一番、大事な時なんだろう?」
「誰が、一番、大事な人なんだろう?」
「何をすることが、一番、大事なんだろう?」
ニコライ少年は、3つの謎を解く旅に出ます・・・
哲学的な内容ですが、分かりやすく、子供向けの物語になっています。
私は、いい絵本だなぁと、読みながら思っていたのですが、4歳の娘は、まだ「毎日、楽しければいいじゃん!」という感じですので、特に心に響くというものではなかったようです。
読み終えた後も、「さ、寝ようかーっ」と、あっさりしていました。
小学生になったら、もう一度読んでみたいと思っています。
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