絵本の情報
かようびのよる
【作】デヴィッド・ウィーズナー
【訳】当麻 ゆか
【出版社】徳間書店
【ページ数】30
「かようびのよる」のあらすじ
かようび、よる8時ごろ・・・
よる 11時21分。
よあけまえ、4時38分。
つぎの かようび、よる7時58分・・・
それは、ある火曜日の夜のこと。蓮の葉に乗ったたくさんのカエルたちが、池から町をめざして飛び始め…。夜明けまでの出来事をリアルな描写で描き、日米両国で高い評価を受けた傑作絵本。映画を見ているような場面展開が魅力的。
感想
5歳の娘と、火曜日の夜に読みました。
ある火曜日の夜、蓮の葉に乗ったカエルたちが、空を飛んでいます。
まずその異様な光景に、目と心を奪われます。
「なぜ?次はどうなるの?」という疑問と期待感を抱きながら、次のページへと進みます。
この出来事はアメリカのとある町で火曜日に実際に起こったこと、と説明がありますが、本当なのでしょうか?
蓮の葉に乗ったカエルが空を飛んだ翌週(かようび)、次はカエルではなく、あの動物が空を飛ぶなんて・・・
文字数は少ないのですが、強烈な印象が残る絵本です。
登場人物、動物の表情がいきいきとしていて、ユーモラスで、繰り返し絵本を開きたくなります。
「かようびの夜だね・・・」
この絵本を読んだ翌週、娘が意味ありげにつぶやいていました。
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