絵本の情報
あくたれラルフ
【著】ジャック・ガントス
【絵】ニコール・ルーベル
【出版社】童話館出版
【ページ数】46
「あくたれラルフ」のあらすじ
あくたれ猫「ラルフ」と、飼い主「セイラ」の物語です。
ラルフはあくたれ猫でした。
セイラが可愛がっても、おかまいなしです。
セイラのことをからかう。
パーティーを台無しにする。
お母さんのお気に入りの鳥を追いかけまわす。
もう、手が付けられない程の「あくたれ猫」なのに、それでもセイラは可愛がりました。
ところがある日、度が過ぎたイタズラをしてしまった「ラルフ」。
ついに、セイラに言われてしまいます。
「ラルフ、ときどきあんたを可愛いと思えなくなるわ。」
ラルフは、ほんの少しだけいい子にしていれば、セイラに優しくしてもらえることを学びます。
ラルフは変わったように思えましたが、そんなに簡単に、人も、猫も、変われるものではありませんよね・・・
感想
お話がユーモラスで、絵が個性的で、しかも「あくたれラルフ」の毒のある性格は、我が子にそっくり。
つい、娘の日常をラルフに重ね、愛着を持って読み進めてしまいました。
「ラルフは、やっぱりラルフ。」
きっと、共感していただけるお母さんは多いと思います。
娘も、自分のようだと思ったかどうかは分かりませんが・・・楽しそうに見入っていました。
一癖あるけど、やみつきになる絵本です。(娘と一緒)
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