絵本の情報
ルラルさんのバイオリン
【作・絵】いとう ひろし
【出版社】ポプラ社
「ルラルさんのバイオリン」のあらすじ
「ルラルさん」というおじさんと、バイオリンのお話です。
ルラルさんは、バイオリンを持っていました。
一年に一度か二度、こっそりバイオリンのお手入れをしていました。
しかし、いつもは「こっそり」していたバイオリンのお手入れを、今日は「猫」に見つかってしまいました。
「わぁ、バイオリンですね。ちょっと、弾いてみてくださいな。」
普段ルラルさんは、バイオリンを弾きません。
でも、猫の頼みなら、仕方がなかったのです。
「ギコギコ キーキー」
この音、なんだか、おしりがむずむずします。
そこへ、不思議な音を聞きつけて、沢山の動物が集まります。
「ギコギコ キーキー」
みんなのおしりがむずむずして、一斉におしりをふり始めます。
最後は、ルラルさんまで、おしりをフリフリ・・・
感想
バイオリンを習っている娘に読み聞かせました。
猫がしゃべる場面、動物たちが、おしりをふる場面・・・娘はクスクスと笑っていました。
そして最後に、ルラルさんまでおしりを振り出した時には、もう爆笑でした。
どんな音でも、そんなに悪いものじゃない。
音楽って、楽しい。
そう思わせてくれた絵本です。
読み終えた後には、心があたたまります。
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