アリの目から見た虫たちの生態を紹介する絵本「アリからみると」




絵本の情報

アリからみると

【文】桑原 隆一

【写真】栗林 慧

【出版社】福音館書店

【ページ数】27

「アリからみると」のあらすじ

そとは いいてんき

 

さあ でかけよう

(アリが草原の中にいる)

 

びっくり!

おおきな あし

 

トノサマバッタだ

 

いろんなむしが いる

 

マイマイカブリ

ツチイナゴ

ニワハンミョウ

 

こんどは アマガエル

 

くさに かくれているのは イナゴ

 

ウスバキトンボが とまっている

 

でたあ!

ショウリョウバッタ

 

アザミの はなが いっぱい さいている

 

モンシロチョウが みつを すって

 

ハナムグリは かふんを たべている

 

おっと オオカマキリだ

 

うわあ ちかづいてきた

 

ノコギリクワガタ

おおきく まがった つの!?

 

カブトムシも いる

 

ひろいところに でた

クワカミキリだ

 

うわーっ うみだぞ うみ

 

トノサマバッタに のって わたれないかな

栗林慧さんは以前、5万分の1秒という驚異的な瞬間を撮すカメラを開発して、今まで誰も見ることのできなかった虫の世界を見せてくれました。それから十数年もの時をかけて、今度は従来のレンズの弱点、接写をすると背景がぼけることを克服した「超深度接写レンズ」を開発しました。小さな虫を撮っても背景がぼけないのです。虫の世界をスナップ写真で撮れるようになった、その驚異の世界をお楽しみください。




感想

5歳の娘は、アリをはじめ虫や昆虫が大好きです。

 

これまで、アリやカエル、昆虫などの生態の本は読んだことがありますが、「アリからみた」視点がとても新鮮で、自分がアリになったような気分を臨場感たっぷりに味わうことができました。

 

娘も、ページをめくるたび、「うわー」と喜んでいました。

 

文字数は少ないですが、こんな風に感じて生きているのかもしれないなと、この本のアリのつぶやきを思い出しながら、後日あらためてアリを見ながら物思いにふけってしまいました。

 

虫好きな子には、是非読んであげていただきたい絵本です。

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