するどい女の子とママのやりとりが楽しい!可愛い絵本「だめだめ、デイジー」




絵本の情報

だめだめ、デイジー

【文】ケス・グレイ

【絵】ニック・シャラット

【翻訳】よしがみ きょうた

【出版社】小峰書店

「だめだめ、デイジー」のあらすじ

デイジーは、いつもママに注意されます。

「だめだめ、デイジー。」

 

鼻をほじくる。

スープを飲むときに、音をたてる。

洋服を、床に散らかす。

うちの中で、長靴をはく。

ソファーで、ごそごそする。

テレビに近づきすぎる。

食べながらおしゃべりする。

だらだらする。

好きなのだけ、取って食べる。

 

ママに、そんなことを注意されると、デイジーはいつもママにこう言いかえします。

「だって、ママだって。」

 

そんなデイジーに、ついに、ママが言いました。

「デイジー、だって だってって、いうんじゃありません。」

 

「だって、ママだって、なんかいも いってたよ。」

デイジーが クックッと 笑います。

 

ママは怒りました!

「ママは、だってなんて いいません。だって、デイジーでしょ、だってっていうのは!」

 

「ううん、ママだよ。ほら、いま、3かいも いったじゃない、だってって」

デイジーは、クスクスと笑いました。

 

よーし、おしおきよ。

ママは、笑いながら、デイジーを追いかけました・・・




感想

とっても、するどいデイジー。

5歳くらいの女の子です。

子供は、ママの行動をよく観察しています。

うちも、そうです。

いつも、常に、常に、監視されているような感じです。

 

いわゆる「あげ足とり」なのですが、デイジーとママのやりとりが、とても微笑ましく、あたたかい気持ちになる絵本です。

 

するどい娘と、ちょっと抜けたところのある、ママ。

まるで娘と私のようで、我が家の日常を重ねてしまいました。

 

最後には、キレて怒鳴ってしまいそうな場面も、デイジーのママは、楽しく切り抜けます。

いつも、子供に怒ってばっかり・・・

そんなママにも、おすすめの絵本です。

 

カラフルで、独特な色使いも楽しいこの絵本を、5歳の娘も、気に入ったようです。

シリーズ化されているので、近々他のものも読んでみたいと思っています。

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